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亢竜有悔―こうりゅうくいあり

今回のタイトル「亢竜有悔」は中国の易経にある言葉です。
「亢竜」とは天に昇りつめた竜。勢いを極めておごり亢(たか)ぶればかえって悔いを残すことにもなるので良く慎むこと、という戒めの言葉です。
今回のカルロス・ゴーン前会長については、報道されている逮捕容疑では、必ずしも有罪にできないのではないか、などとも言われています。
しかし、有罪となるか否かは別にして、企業のトップとしての慎みが必要であったのではないかとの指摘は免れないのではないでしょうか。
そして、もうひとつ。カルロス・ゴーン前会長という竜がここまで昇りつめるのを周囲は、なぜ止めることができなかったのでしょうか。
むしろ、昇りつめることを援助していたような側面があったのではないでしょうか。そのひとつが、日産財団が運営をしていた「逆風下の変革リーダーシップ養成講座」です。
この間実施された5日間にわたる講座の最終日には、カルロス・ゴーン前会長との直接質疑がスケジュールされるなど、通称「ゴーン学校」と呼ばれていました。
今回のゴーン前会長の逮捕で、悔いを残すことになったのがゴーン前会長本人だけでは、日産自動車という企業の内にとっても外にとって好ましいこととは思えません。
ゴーン学校の設立・運営をきっかけにした本件の組合員は、まさに日産自動車によるゴーン前会長の神格化の犠牲です。引き続き、早期解決を求めます。
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Author:東京ユニオン
労働組合東京ユニオンの日産財団闘争を伝えるブログです。

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