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カルロス・ゴーン会長の逮捕を受けて

昨日19日、日産自動車の取締役会長が金融取引法違反で逮捕されました。
逮捕後の報道で、ゴーン会長は日産グループの中で神様のように扱われていたとの指摘もあります。
どん底にあった日産自動車の業績をV字回復させた「業績」は、そのやり方を含め社内外に様々な影響を与えたことは間違いないでしょう。
しかし、会社の業績が好調を維持する中で批判的な意見が鳴りを潜めていき、結果として神格化されていったのではないかと推察します。
その象徴のひとつともいえるのが「逆風下の変革リーダーシップ養成講座」で、通称は「ゴーン学校」です。ゴーン会長の経営手法などを、広く社外の人たちにも伝えていくといった趣旨の説明を、この間様々な場面で直接聴きました。
参加者の募集や講師の手配などゴーン学校の実務は、日産財団が行っています。始める際、日産財団の職員の解雇を画策し、その職員が東京ユニオンに加入しました。日産財団との闘争は、まさにこのゴーン学校をきっかけに始まっているのです。
そもそも日産財団は、教育助成を行ってきた団体です。しかし、ゴーン学校を始めるため、それまで行ってきた研究助成やサステナビリティ教育助成を終了させています。
日産自動車の西川社長は、昨夜、記者会見を開きました。記者会見の冒頭に、日産の社員と日産自動車のユーザーに謝罪するものだと思っていました。しかし、謝罪を明確にしたのは株主に対してのみで、自らも被害者であるかのような姿勢に違和感を持ちました。
東京ユニオンは、日産自動車に対しても、日産財団とのつながりを指摘して不当労働行為の救済申立を行っています。この間の日産自動車の対応は、西川社長の対応に象徴されているような印象も受けています。
ゴーン会長は逮捕されたとはいえ、まだ容疑者です。今後、捜査が進む中で、容疑が明らかになっていくことを期待します。
同時に現在、神奈川県労働委員会で係争中の日産財団事件、日産自動車事件の早期解決を改めて求めます。(東京ユニオン)
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Author:東京ユニオン
労働組合東京ユニオンの日産財団闘争を伝えるブログです。

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