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ゴーン前会長が保釈されます!

逮捕・拘留されていた日産自動車のゴーン前会長が保釈されるとの報道がありました。
逮捕から一貫して起訴内容について否認を続けてきたゴーン前会長。拘留期間は逮捕から108日--長すぎると、国際的に非難を浴びてきましたが、この度、多額の保釈金を払って保釈されることになりました。
勾留理由開示手続きの法廷では強気の姿を見せていましたが、ルノーの会長職を辞任するなど社会的な立場を弱めています。
「人生を日産の復活に捧げてきた」とのコメントが報じられています。
保釈された際には短時間の記者会見を開催するとのことです。
いろいろ制約はあると思いますが、何をどのように話すのか注目が集まるところです。

その日産自動車に対して、東京ユニオンが団体交渉拒否で救済の申し立てをしていた事件の命令が3月11日に出されることになりました。
本件争いは通称・ゴーン学校の設立・運営をきっかけにして始まっています。
ゴーン前会長の保釈と軌を一にしており、少し因縁のようなものを感じています。
私たちは望むものではありませんが、命令内容にかかわらず、当面、争いは続くことが予想されます。
引き続き、ご理解・ご支援をお願いします。
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年越し派遣村から10年…

 リーマン・ショックをきっかけにして2008年年末から2009年年始に日比谷公園にはっせい出現した「年越し派遣村」から10年が過ぎました。
 当時、日産自動車ではグローバルで2万人規模の人員削減をすると打ち出し、実際に大量の雇い止めに踏み切りました。
 その一方でゴーン前会長は2008年ごろに自ら私的に抱えた17億円前後もの投資損を日産に付け替えたとして、特別背任の疑いも持たれています(ひとつ目の逮捕は、金融商品取引法違反の疑い)。
 こうしたこともあり、リーマン・ショック前後に雇止めになった非正規労働者の声がメディアで取り上げられていました。
 怒りしかない。説明責任を果たせ――東京・霞が関の厚生労働省で行われた会見で2009年3月に雇い止めにあった男性(42)が語った言葉です。男性は、当時期間工として日産車体(神奈川県平塚市)に勤めていました。現在は無職。雇い止め後はアルバイトで食いつなぎ、生活保護を受けたこともあったといいます。
 2008年当時、本当に経営不振であったとすれば、逮捕容疑にあるような私的な投資損を付け替えられるような余裕は会社になかったはずです。そうなると、記者会見の男性に対して行われた2009年3月時点の解雇の必要性にも疑いが持たれます。
 2008年5月まで日産財団の理事長は、ゴーン前会長でした。その後、ゴーン前会長はさらに経営者としての評価を高め、それを誇示するような通称・ゴーン学校を開設することになり、余剰とされた組合員は退職勧奨を受けました。
 年越し派遣村は、東京ユニオンの上部団体である全国ユニオンで実施したホットラインを契機に広く呼び掛けて行った運動です。
 年越し派遣村さらにゴーン前会長の日産自動車就任前後で日本社会はどうかわったのか? じっくりと考えてみる必要がありそうです。

ルノー新会長にミシュランのジャンドミニク・スナール氏

 拘留中のゴーン前会長。兼任していたフランスのルノーの会長兼最高経営責任者(CEO)を辞任したとの報道がありました。
 日産自動車では解任でしたが、ルノーは辞任。ルノーは取締役会を開き、新しいCEOにはティエリー・ボロレCEO代行が、会長にはフランスのタイヤ大手ミシュランのジャンドミニク・スナールCEOが就任すると発表しました。
 日産自動車の西川広人CEOは、このルノーの新経営陣決定を歓迎するコメントを発表したそうです。
 一方、フランス政府がルノーと日産自動車を経営統合させたい意向を日本政府に伝えたという報道に対して、日産自動車の西川広人CEOは不快感を示したと伝えられています。
 日産自動車とルノーの経営統合の話しは以前から囁かれていました。日産自動車とルノーのいわば「顔」として、良くも悪くも両社を取り持ってきたゴーン氏の逮捕と長引く拘留、ルノーの新会長就任は今後どのような影響を与えるのか? 
 自動車業界は大きな変革期を迎えているといわれる現在、世界規模での競争、それもこれまでとは全く違った形での競争が、今まで以上に激化することでしょう。
 日産自動車と企業が競争を勝ち抜き、名実ともにグローバルカンパニーとなるためにも身近な紛争の早期解決が不可欠であると考えます。

2012年からの出来事 詳細編③~体調不良を組織ぐるみで監視 でっちあげられた昇格試験~

 2012年春にS氏が常務理事に就任して以来、様々な嫌がらせを受ける中で、その年の秋頃より、息苦しく呼吸ができなくなり、動けなくなるというストレスによる体調不良に見舞われるようになりました。
 そのような中2015年春頃に、当時の上司であるU氏より昇格試験を検討していることが伝えられました。ちなみに、この昇格試験については、試験と呼べるようなもの(試験であることを前提についてプレゼンを行うなど)は、当時の職員の中で私だけに用意されたものということがわかりました。このため組合は、この間の神奈川県労働委員会で昇格試験は「でっち上げである」と主張しています。
 しばらくすると、先輩職員をはじめ、派遣社員が私の体調不良をS氏に報告するようになりました。先輩職員からは、息苦しく動けなくなっている時に何度もジロジロ観察されたり、顔を覗き込まれたりもしました。それはまさに監視そのものでした。この先輩職員は、S氏が常務理事に就任する前までは、一緒に協力して仕事をしていただけに、この変容ぶりに大変ショックを受けました。
 また、この先輩職員と仲良くしている2人の派遣社員からは、体調が悪いのであれば休職するなり、退職するなりすればいいのではないかというようなことも言われました。財団で働き出してからそれほど経っていない派遣社員にこのようなことを言われ、大変不快に思いました。S氏はこの派遣社員たちに、自分が外出や出張で不在の時は、観察するよう指示もしており、職員全員での監視が始まることになりました。
 11月に行われた団体交渉では、昇格試験の件をS氏に聞いてみると、労務不提供のため、今のままでは昇格試験は実施できないことが伝えられました。そこで観察期間を設けることになり、後程、昇格試験を実施するかどうかが決定されることになりました。 ちなみに、現在までに主治医に休職を進められたこともなく、また決められた仕事が終わらなかったというようなことは1度も生じていません。
 その後、2015年12月~2016年1月までの2か月間、職員全員での監視結果をまとめた文書が組合へ届きました。その文書は1分単位での様子が記載されており、病者への配慮は微塵も感じられませんでした。そして、監視の結果、昇格試験は見送られることとなりました。

 2019年1月現在、当時の職員の数よりも新しく入社した職員の数が多くなりました。当時の様子を知らない職員が入社したての頃、同じような経験をしたことがあるとか同じような体調不良を経験しているから気持ちが分かると言って来た人が何人かいましたが、今一度聞いてみたいところです。「ほんとうに気持ちわかりますか?」「もう忘れてしまいましたか?」

2012年からの出来事 詳細編②~前常務理事S氏が誤送信したある職員を誹謗中傷するメール~

 前常務理事S氏は2014年7月、理科教育助成を担当する先輩職員の仕事を手伝っていたある職員を誹謗中傷するメールを取引先の広告代理店、日産自動車、上記の先輩職員へ送信しました。そのときS氏は、このメールを誹謗中傷する本人にも誤って送信しました。内容は以下になります。

「昨年は、S氏―先輩職員コンビで、日産の部署のお力を借りて、各種手続きなどをがっちりぬかりなくやって無事にイベント(理科教育助成贈呈式)成功しましたが、今年は、〇〇氏(誹謗中傷された職員)という、ボケが担当として先輩職員の下に入って、ミスが多く、手戻り作業が数多く発生しております。
みなさまにもご迷惑をかけている可能性があります。なにか不手際やボケかますことがありましたら遠慮なく小職&先輩職員にチクってください。
~略~
とにかく監視の眼を光らせてないとボケかますもんで、よろしく」

 誹謗中傷された職員も、逆風下の変革リーダーシップ(通称ゴーン学校)の人材採用のために、解雇候補者になっていました。
 この職員は、取り返しのつかないようなミスをしたわけではなく、誰もがついうっかりしてしまうような程度のミスをしただけなのです 先輩職員は、どのような言い方で常務理事S氏に報告したのか、とても気になるところです。
 S氏にこのような誹謗中傷を社外の人へ伝えられたこの職員は、2か月後に財団を退職しました。
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労働組合東京ユニオンの日産財団闘争を伝えるブログです。

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